大阪大学接合科学研究所とタイ国立金属材料技術研究センターとの研究の論文が Results in Optics に掲載されました!

大阪大学接合科学研究所タイ国立金属材料技術研究センターとのレーザを用いた金属の三次元造形に関する研究の成果が,国際的な論文誌 Results in Optics に掲載されました.

論文は大阪大学接合科学研究所の佐藤先生が筆頭著者で, “Pure titanium fabrication with spatter-less selective laser melting in vacuum” と題して,真空中でSLM (Selective Laser Melting) 法により純チタンの積層造形を実現し,スパッタの発生状況を調べた結果をまとめたものです.スパッタの量は SLM 法で用いるレーザの走査速度に依存することを明らかにし,また走査速度を遅くすると溶融したチタンの濡れ性が向上することを明らかにしました.この結果,高密度な構造体を高精度に作製することができるようになりました.