太陽光励起レーザに関する論文がレーザ加工学会誌に掲載されました

6月に発行されたレーザ加工学会誌 Vol.30 No.2 に「太陽光を励起源として発振する太陽光励起レーザの開発 ーカーボンニュートラルのための古くて新しい光源ー」と題した解説論文が掲載されました.内容としては,これまで私たちが開発してきた太陽光励起レーザの歴史の紹介と,ここ最近に提案した二次集光系である太陽光キャビティの紹介と,現在開発中の装置で10 W超えの出力が得られたことを報告しました.

今回のレーザ加工学会誌の特集が「カーボンニュートラル社会における再生可能エネルギー」だったのですが,これを機会に太陽光励起レーザの認知度が少しでも上がると良いなと思っています.

なお,本研究の一部は,JSPS科研費 22760688, 26870191, 22K04973や公益財団法人スズキ財団,公益財団法人トランスコスモス財団の研究助成の支援を受けたものです.この場を借りて御礼申し上げます.

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