2024年11月1日から5日まで北京で開催された The 11th International Symposium on Computational Intelligence and Industrial Applications and the 15th China-Japan International Workshop on Information Technology and Control Applications (ISCIIA&ITCA 2024) において,修士1年生の山田涼太さんと大久保が口頭発表を行いました.
山田さんは”A Numerical Study of Solar-Pumped Lasers with Multiple Compound Parabolic Concentrator with Length Extension”と題して,太陽光励起レーザーの心臓部である太陽光キャビティについて,M-CPC型キャビティとCone型キャビティの比較を,レーザ媒質と太陽光キャビティの長さを変化させた数値計算について発表しました.その結果,長さ 100 mmのM-CPC型キャビティが総合的に効率が高くなるであろうことを見出しました.また,大久保は”10 W Class of Solar-Pumped Laser using Fresnel Lens of 0.7m2“と題して,工科大で開発中の新しい太陽光励起レーザーの装置で10W以上かつ分単位の安定的な発振に成功したことについて発表しました.
なお,山田さんの発表は会場のボランティアの学生さんからも評価が高く,Session Best Presentation Award を受賞しました!!!
本研究はそれぞれ大阪大学接合科学研究所との共同研究であり,その一部は科学研究費補助金(22K04973,代表:大久保友雅)の助成を受けたものです.この場を借りて御礼申し上げます.
今回はオープニングセレモニーでの Greeting の役目までも大久保が仰せつかりましたが,論語と中国語を勉強していたおかげで&留学生の鄭さんに中国語の指導をしてもらったおかげで,少しは受けたのではないかと自画自賛しております.北京出身の卒業生の楼さんに北京のお勧めの食べ物を教わったり,学生・卒業生に助けられました.
山田さんの発表中の雄姿・受賞式の様子と,私の Greetings の様子を貼っておきましょう.
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