宗像宏純君がレーザー学会第553回研究会で研究発表を行いました

オンラインで開催されたレーザー学会第553回研究会「高機能固体レーザーとその応用」において,4年生の宗像宏純君が「太陽光励起レーザーの高効率化に向けた,CPCを用いた太陽光キャビティの形状検討」と題して研究発表を行いました.

本発表では,太陽光励起レーザーの二次集光系に,複合放物面型集光器 (CPC: Compound Parabolic Concentrator) を用いることにより側面励起でのレーザー発振を目指すために検討したことを発表しました.これまで研究室では,端面励起を主として太陽光励起レーザーを研究してきたわけですが,宗像君の考案でCPC+側面励起の構造での太陽光キャビティの設計に取り組み,様々な形状パラメータが太陽光の集光パワー密度分布に及ぼす影響について発表しました.

色々と初体験の中,研究活動だけでなくプレゼン資料準備から発表までよく頑張ったと思います.ということで,オンライン発表のスクショですが,その雄姿を貼っておきましょう.

なお,本研究の一部はスズキ財団様からご支援を頂いた結果を含んでいます.この場を借りて御礼申し上げます.

1件のコメント

  1. […] 太陽光励起レーザの心臓部で,フレネルレンズで集光した太陽光を再集光する太陽光キャビティについて,複数曲面を組み合わせて効率向上を目指す研究を実施します.既に発表しているように,CPCの取り入れを検討していますが,それ以外にも様々な曲面を組み合わせることによって,集光効率の向上を目指します. […]

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