阪大接合研ほかとの共同研究の成果が Journal of Laser Applications に掲載されました!

大阪大学接合科学研究所近畿大学との共同研究で,レーザ溶接に関する成果が国際的な論文誌である Journal of Laser Applications に掲載されました.

論文は大阪大学接合科学研究所の佐藤先生が筆頭著者で,”In situ x-ray observation of keyhole dynamics for laser beam welding of stainless steel with 16 kW disk laser” と題して,ステンレス鋼のレーザ溶接のキーホールの挙動のその場観察の結果をまとめたものです.レーザー溶接では,クラックやポアなどの溶接欠陥を形成する要因であるキーホールの形成や,スパッタ発生のメカニズムについては十分な検討がなされていませんでした.そこで本研究では,X線位相差イメージング法を用いて,レーザーによるキーホール溶接を調査し,真空中でのスパッタ発生メカニズムとキーホール形成メカニズムを明らかにしました.また,溶け込み深さはキーホールの開口部に依存することが明らかになりました.

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