福井大学らとの共同研究で,レーザを用いた金属3Dプリンタに関する論文 “Laser-assisted substrate heating for crack mitigation in laser metal deposition” が国際的な物理学の論文誌である Applied Physics A に掲載されました!
本研究では,金属粉末を吹き付けたところにレーザを照射することによって金属での3Dプリントを実現する “laser metal deposition” という技術について,レーザを金属粉末を吹き付けたところ以外に照射した際の影響について検討を行いました.福井大学でメインとなる実験を実施し,大久保は数値計算を担当しました.この数値計算は,二つの移動するレーザを考慮した二次元の計算モデルにより,二つのレーザの位置関係によって加工部の冷却速度が大きく変化することを定量的に示しました.この結果は,亀裂抑制や微細組織変化という実験結果を裏付けるメカニズム的根拠を与えるものです.
本研究は,福井大学の山下研究室と大阪大学接合科学研究所のレーザプロセス学分野との共同研究として実施されました.この場を借りて御礼申し上げます.
レーザー学会で福井大学らとの共同研究の成果が発表されました | 東京工科大学 大久保研究室 NEWS+独り言
[…] 2026年1月13~15日に大阪の大阪南港ATCで開催された,レーザー学会学術講演会第46回年次大会において,「DED方式の超硬合金層形成における基材レーザー加熱がき裂生成に及ぼす影響」と題して,福井大学,大阪大学接合科学研究所との共同研究の成果が発表されました.大久保の担当は数値計算で,以前論文化された成果をさらに発展させ,マルチビームでの加熱がレーザーを用いた金属積層造形時の温度変化にどのような影響を与えるかを計算しました. […]