2025年6月10日から13日にかけて伊勢のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢で開催されているThe 9th International Congress on Laser Advanced Materials Processingにおいてポスター発表を行いました．
“1-Dimensional Numerical Simulation at the Laser Irradiated Point in Selective Laser Thermoregulation System“と題して，サイバーフィジカルシステムに組み込む等，高速にレーザー加熱の加熱点の温度を予測する数値計算について発表しました．厚さ方向の1次元のみを計算することにより，2次元や3次元の計算と比べて高速にレーザー照射点の温度の上昇量を推定することに成功しました．ただし，計算を1次元に限定したために，2次元的な熱の逃げを計算していないため，冷却の効果は正しく計算出来ていません．
色々な方に「面白い」というお声は頂いたのですが，それ以外にも新しい応用が見えて来たり，全く別の話が繋がったりして，やはりとりあえず発表しておくことは大切だなぁと痛感しました．まぁ最後の方は，数値計算のコードを自分で書いている海外の学生さんから，色々なアドバイスを求められて，悩み相談になっていましたが，少しでもお役に立てていれば良いのですが．（完全に僕をドクターコースの学生だと思っていましたが…貫禄ってどうやったら出るんでしょうねぇ…．）
発表が終わった後に知り合いの先生に撮って頂いた写真を一応証拠写真として載せておきましょう．
コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。